三味線と尺八のためのコンポジションⅤ 作品番号:36 読み:しゃみせんとしゃくはちのための コンポジション5 編成:三味線1 尺八1 長さ:約7分 三味線と尺八の二重奏は邦楽業界の合奏曲の中では少ない部類です。 箏がやはり便利だからだと私は感じているのですが、そこであえて三味線と尺八だけの二重奏の可能性を見出したいと思い、シリーズで何曲か作曲に取り組むことにしました。 この作品で5曲目です。 5曲取り組んできて個人的に気づいたことは「三味線にはメロディックなフレーズを求め過ぎず、リズム中心の打楽器的要素を引き出していく方が面白そう」ということです。