11月26日 島根県民会館中ホールにて第67回島根大学邦楽部の定期演奏会で新曲の初演がありました。 私の母校です。 部に寄贈する合奏曲を委嘱したいという話をOB会から頂き作曲に取り組んできました。 編成は尺八2、箏2、十七絃、三絃の6重奏。 テーマは「青春」と決めて、自分も大学生だった頃を思い出しながら作曲しました。 タイトルは学生から候補を貰って「青嵐の譜」(せいらんのふ)にしました。 新緑の頃、青葉の上を吹きわたる風 …という意味です。 構成は王道の3楽章構成。全体的にはわかりやすくありながら、細かい部分はしっかりこだわったユニークな曲になったのではないかなと思います。 また、初演は川崎貴久先生(先輩)がゲスト演奏されるということで、本来とは違う特別な尺八ソロを書き下ろしました。 私は初演には立ち会えなかったのですが、演奏者はもちろん、お客様にも大変喜んで頂けたようです。